近畿日本ツーリスト、350名を配置転換、削減へ
旅行業界2位で近鉄系の旅行代理店である近畿日本ツーリストでは、
慢性的な事業構造の悪化から、店頭販売部門の人員削減を打ち出しています。
もともと営業利益率が極端に低い旅行代理店。近年では団体旅行の落ち込みや、国内景況感の悪化、加えて旅行予約のインターネットシフトの流れなどに巻き込まれ、慢性的な構造問題が起こっています。最近ではJTBが店舗網の縮小とネット販売の強化を打ち出しましたが、近畿日本ツーリストもそれに続けという業界フォロワーの流れですね。
今回対象になるのは、店頭販売部門である「KNTツーリスト」の赤字店舗および小規模店舗で、全260店舗の約2割に相当する50店舗前後を閉鎖する方針とのことです。これに伴って店頭販売に関わってきた約350名をグループ会社への配置転換、もしくは採用自粛による自然減で削減する見通しだそうです。
一方でWeb商品企画部門は大幅に体制を強化するようで、2012年度にWeb販売400億円を掲げて動き出すそうです。こちらの部門は現在約10名とのことですが、大幅に増員し、50名規模の体制を構築するようです。もともとWebが苦手な旅行代理店、ようやく本腰ではありますが、今からどこまで太刀打ちできるか、現在の本業はもちろん強みを持っていますが、ネット上でのプレゼンスを発揮するには相当な柔軟性と優秀な人材が必要そうですね。
■近ツー、店舗の2割を閉鎖へ=350人を削減
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100217-00000164-jij-biz
■個人旅行事業の方向性と施策について
http://www.knt.co.jp/kouhou/pdf/h22_0217_2.pdf
2010年02月19日 コメント 0 トラックバック 0
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